鉄欠乏性貧血と鉄の過剰摂取

知人が駅伝の有名校の監督をしていましたが、ご多分にもれず選手の貧血に関してはいろいろ苦労していたことを記憶しています。ご承知のように、鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血と言う事が起きますが、逆に鉄分の過剰摂取は健康面で大きな問題が生じる可能性があるので、スポーツに携わる人は注意すべき事が少なからずあるようです。

スポーツ貧血の予防と、鉄の過剰摂取について。
一般的にスポーツは健康に良いと言われています。しかし、バスケットボール、サッカー、バレーボール、長距離ランニングのように、ジャンプなどで足底に衝撃が加わるスポーツをしている場合、いわゆる「スポーツ貧血」になりやすい子おtが分かっています。

多くのスポーツ選手の例では貧血になってしまうと、体調が悪化、集中力・判断力の低下、そしてパフォーマンスにも大きく影響してしまいます。しかし、鉄分は過剰摂取になってしまうと、逆に健康を害する可能性が高いので注意が必要です。ビタミン・ミネラルのサプリメントで鉄分を除いた製品が売られているのは、鉄分の過剰摂取のリスクを避けるためです。鉄分は不足も過剰もどちらも良い事はないためです。

・・・鉄分は過剰摂取が健康面でのリスクがあるので、くれぐれも注意していただきたいです。鉄剤、サプリメント、注射などは慎重にしなくてはなりません。長い人生の中での一時的な成績やパフォーマンスのために健康を犠牲にする事だけは避けたい事です。その後の長い人生の方が重要なのですから。

鉄には耐容上限量があります。これは過剰摂取による健康障害が起こり得ない最大量のことで、ジュニアやシニア競技者の年代では1日あたり男性が50mg、女性は40mg。それ以上を摂取すると臓器に障害が起きる恐れがあります。また、栄養機能食品の規格基準として、国が定めている鉄の栄養成分量の上限は10mg。このことからアスリートがサプリメント等で摂ってもよい量はせいぜい10mgです。

鉄過剰の問題点について。
鉄分が体内に多く入りすぎると、肝臓、心臓などの重要な臓器に蓄積し、体に悪影響をもたらすのです。その点、鉄剤注射は投与量が多くなりがちで、鉄が肝臓、心臓、膵臓、甲状腺、内分泌臓器や中枢神経などに沈着し、機能障害を起こすことがあるのです。体調不良とかパフォーマンスが思い通りでない、といった理由で、鉄剤注射を受けることは決して良くない事です。鉄剤投与の注射が必要なのは、貧血が重症かつ緊急の場合や鉄剤の内服ができない場合だけです。

【スポーツ貧血になる原因】
大量の汗をかくことによって、鉄が失われやすくなることが貧血になる主な原因の一つです。そして運動によって体の奥の深部体温が上昇すると、赤血球の膜は壊れやすくなります。そこへ運動で足底の血管へ衝撃が加わると、赤血球が破壊され、血色素が鉄分として尿中から漏れ出してしまいます。単純に、壊れてしまう赤血球の数が新しく作られる数を上回ってしまうと、血液中の赤血球が少なくなるので貧血となってしまいます。

つまり、運動によって足裏の衝撃で赤血球が壊れやすくなることで起こる貧血といえます。特に成長期の場合、鉄は血液を作る以外に、筋肉や骨格などの体を構成する組織づくりにも使われるので、不足しがちな状態にあるので、特に注意が必要です。

【貧血を予防する方法】
貧血対策として最も大事なのが食事の内容。
鉄はもともと体内に吸収されにくい栄養素です。鉄が不足すると筋肉にまで酸素が十分に運ばれず、持久力が低下します。体は食べたものから作られますので、スポーツに必要な体づくりには、トレーニングだけではなく、食事や栄養も重要です。鉄を多く含む食品としては、レバー、あさり、しじみ、牛肉、マグロ、ひじき、小松菜などがあります。(鉄を摂取する際は、吸収を助けるビタミンCを一緒に摂ると効果的です。ビタミンCを多く含む食品:柑橘類、アセロラ、キウイ、いちご、ピーマン、ブロッコリーなどがあります。)
     
鉄分入りの鉄剤、サプリメントを活用する。
食事で鉄分を摂ることが基本ですが、どうしてもサプリメントなどで補うことが必要な人もいます。体質や生活習慣の違いで、 努力しても貧血が改善されない場合も少なくないためです。そのような場合は、医師の処方で鉄剤を飲む、良いサプリメントを活用する事も必要になります。

・・・個人的には「良いサプリメント」を探すことをお勧めします。私の家族や知人が処方薬の鉄剤を長年飲んでいましたが、胃の負担での問題があったり、貧血の改善も思うようには出来ませんでした。・・・それでいろいろなサプリを試した結果、良いサプリが見つかりました。コスパも良くて今は離せないと言っています。もちろん、それだけが良いサプリではないので、いろいろ試してみる事が大事です。


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