遺伝的に弱い血管への個人的な対策について。

血管に関しては動脈硬化という言葉がよく知られています。動脈硬化の対策も大事なことですが、私はそれ以外にも血管問題には多くの人が意識していない他の要素もあると感じています。それは遺伝的な体質による「弱い血管壁」の問題です。

実は親戚の中に生まれつき血管壁が弱いと感じる家族がいました。問題は、その中の数人が中高年になってクモ膜下出血で倒れたのです。手術で助かった人もいますが、亡くなった人もいます。彼らは脳動脈瘤が出来て破裂したのです。その頃に個人的に感じたことは、彼らに共通した特徴は血管壁が一般よりも弱いのではないかいうことでした。

そして、もう一つ気になったことはクモ膜下出血には遺伝性があることです。資料によると・・・
【くも膜下出血の発症には遺伝的な要因が含まれていることが既に知られています。 JACC Studyでも、親や兄弟姉妹が脳卒中に罹ったことのある人は、家族歴のない人と比較して、男性で2.00倍、女性は2.08倍くも膜下出血死亡のリスクが高いという結果でした。脳動脈瘤は血管の分岐部の血管が弱い場所に発生します。嚢状動脈瘤といい血管の分岐部に風船のように形成されます。通常、血管は弾性に富む強い組織ですが、何らかの原因で弱くなった血管の壁から発生する動脈瘤の壁は薄く弱いため、ときに破裂し、クモ膜下出血を起こします。動脈瘤は通常10ミリ以下の大きさですが、5パーセント程度で大型(11ミリ以上)になり、治療が難しくなってきます。】

【資料:脳動脈瘤という病気は、脳の動脈の一部が膨れて動脈瘤というコブができた状態です。脳動脈瘤の成因は明らかではありませんが、これは生まれつきあるわけではなく、動脈の壁に先天的に弱い部分があり、長い年月の間に風船のように膨らんでくると考えられています。】

私が何を心配したかというと、私の家族の数人は遺伝的に血管が弱い体質だと感じていたことです。そうなるとクモ膜下出血などのリスクが高いかも知れないということです。このままでは心配なので、弱い血管の対策として何かしないといけないと思っていました。つまり、生まれつき血管壁が弱いということは、よりリスクが高いのではないか感じたためです。

それでだいぶ前から、少しでもリスクを軽減するためにできる範囲で、いろいろ対策を考えてきました。いろいろやってきた結果では、下記の個人的な見解ですが、「血管壁が弱い体質」からほぼ脱却出来ていると感じています。何しろ以前は下記のようなことがほぼ全部ありましたから・・・対策としてはそれが全てではないと思いますが、弱いよりは少しでも良くなっていると感じることは安心感があるということです。

【血管壁が弱いと感じた人たちの体質について・・・】
・ちょっとした打ち身で青あざ(青タン)が出来やすい(血管壁が弱いので破れやすい)
・注射の後の出血が止まりにくい(注射での血管の傷が治りにくい)
・浮腫みやすい(血管から水分が漏れやすいのかも)
・静脈瘤が出来やすいかもしれない。
・病気ではないのに鼻血が出ることが多い。
全てのことが当たっているかはわかりませんが、食生活や運動、薬などの影響があるとしても、血管壁については生まれつきの要素があると感じています。それは家族や親戚だけでなく、それ以外の例からも感じています。

【血管の構造と働きの話から考えてみます。】
私たちにとって全身に巡らされている血管のネットワークは元気で生きていく上で非常に大事です。私たちの体は、血管を通じて血液が糖分や酸素など生活に必要なものを運び込んでいます。
それと共に、炭酸ガスや体内でできた老廃物を運び出して処理する仕組みになっています。

血管の構造で言えば、動脈も静脈も、基本的には「内膜」「中膜」「外膜」の3つの層からできています。血液と接しているのが「内膜」で、その表面は「内皮細胞」という細胞の層に覆われています。

動脈硬化との関係で特に重要なのは「内膜」と「内皮細胞」です。内膜の外側の「中膜」には、血管としてのしなやかな弾力性を保つための成分(平滑筋細胞など)でできた層があります。
動脈には、心臓から血液が送り出されるときの圧力がかかりますから、この層は厚くなっています。一方、静脈は圧力の低い血流なので、この層は動脈ほど厚くありません。中膜の外側を囲んでいるのが「外膜」の層で、ここには血管の外から細い血管を通じて栄養分や酸素などが運ばれてきます。

【健康と丈夫な血管のために運動が必要な理由・・・】
運動をすると自然と体が温まることからも分かるように、適度な運動は全身の血行を促進します。血液が血管の中をスムーズに流れると、血管の内側の細胞(内皮細胞)にほどよい刺激が加わり、内皮細胞が活性化され、その結果として血管自体が強くしなやかになっていくと言われています。
血管のために毎日の適度な運動が欠かせない理由の一つです。

【血管強化に役立つ可能性がある栄養素】
良質のタンパク質、ビタミンC他、下記以外にもいろいろあります。
コラーゲンは、からだのタンパク質の1/3を占めている重要なタンパク質です。細胞と細胞をつなぎ合わせて、骨、皮膚、血管、歯などあらゆるところで活躍しています。このコラーゲンはタンパク質(アミノ酸)にビタミンCと鉄が働きかけてつくられています。材料が足りずにコラーゲンがつくられなくなると、細胞と細胞が離れやすくなってしまいます。例えば、血管にすき間ができてしまうと、血がにじみ出るようなことです。

あくまでもこれまでの個人的な研究結果ですが、適度な運動、良い食生活、良質のサプリ類で全身の血管は強化され、丈夫になる可能性が高いと感じています。いろいろ要素がありますが、食事の内容はとても重要ですが、遺伝的に血管が弱い人の場合は栄養素をサプリなどで十分に摂取することがかなり役立つと感じています。ただサプリはいろいろな種類と同じ品名でも商品による差があるので、何を選ぶか、どう組み合わせるか、そして摂取法が大事なポイントだと思っています。

20年近く試行錯誤してきて思うことは、もし血管のために選ぶならば、天然ビタミンC、マルチビタミン・ミネラル、OPC、EPA、シナモンなどの組み合せの結果がとても良いと感じています。

〇上記に述べたように、家族の様子を見ると血管が強化できていると感じています。
〇クモ膜下出血後の親戚の健康には長年役立ったと感じている。
サプリは普通よりも大目に飲んでもらいましたが、術後の毎年の検診では異常なしで30年以上経過しました。
〇クモ膜下出血後の定期健診で10年以上異常なしと言われている人がいます。
〇これ以上大きくなると問題だと言われている、経過観察中の動脈瘤が大きくならない状態で8年ほど経過しています。
〇小さめの動脈瘤があったはずなのに、検査で見つからない状態になったという方もいます。

いずれにしても、血管が丈夫で血行が良いということは健康に生きていく上で重要なことだと思っています。病気の統計などを見ると、降圧剤や高脂血症薬などの薬だけでは難しいことが多いようなので、生活習慣と栄養素の摂取に気を付けていくのが大事だと感じています。

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